フラボノイド
フラボノイド
フラボノイド
フラボノイドとは、光合成を行う植物に含まれる色素の一種で糖質を含んだ化合物で、ポリフェノールのグループに分類されます。
但し、プロポリスに含まれるフラボノイドは、糖質が加水分解されたためにポリフェノールのグループには入りません。
フラボノイドが植物に多く含まれる理由は、植物が紫外線からその身を護るために生み出したものと言われています。
日光は植物が生育するためには必要不可欠ですが、大量に紫外線を浴びると活性酸素が発生し、植物の細胞を傷つけます。フラボノイドはその害を食い止めるためのものとされています。
フラボノイドには、プロポリスに多く含まれるフラバノンをはじめ、大豆に含まれるイソフラボン、ベリー系の果実に含まれる アントシアニン、お茶に含まれるカテキン、また、フラボン、フラバール、フラボノール、カルコンなど、2000種類もあるとされ、野菜や農産物に広く含まれています。
プロポリスにはこれらフラボノイドが20~40種類含まれていますが、一般的にはケルセチンが突出して多く含まれています。フラボノイドの含有量を表示する際、フラボノイド全量を分析するのはコスト的に困難なため、しばしばケルセチン値として表示され、しばしば製品比較の基準となっています。
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