プロポリスを使ったカビの実験(にんじん編)
カビの実験(にんじん編)を最も食べ物が腐りやすい梅雨で行ってみた
紀元前にはミイラを作るのにプロポリスが使われたほど、プロポリスは昔からその抗菌性が高いということで有名ですが、どの程度抗菌性があるのか、先ずはこの最も物が腐りやすくカビが生えやすい梅雨の季節に実験を行ってみました。それも、今回選んだ煮物のにんじんは水分をたっぷり含んでいるので、最も腐りやすい食べ物です。
実験には、煮物のにんじんのかけらをシャーレに入れたものに、プロポリスなし、プロポリス1滴を垂らしたもの、プロポリス3滴を垂らしたものの3つのタイプを作り、常温で放置した(プロポリスは、ミヤモトプロポリスゴールドラベルを使用)。
2日目変化なし。
3日目変化なし。
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6日目、ジャーン!ついに変化が現れました。
プロポリスなしのシャーレになにやら灰色の物体が付着しています。これは紛れもなく青カビの一種でしょう。他のプロポリスを垂らした2つのシャーレには変化はありません。
さらに10日目
プロポリスなしのシャーレでは、青カビがにんじんの周りに付着してにんじんが見えなくなりつつあるだけでなく、胞子が外に放射状に広がっているのが見えます。
10日目ともなると、それぞれかなり違ってきました。プロポリスなしは、青カビが我がもの顔で増殖していますが、プロポリス1滴はちょっと黒ずんだところが出現。でも、これはカビではないような感じがします。そして、プロポリス3滴は全く変化がありません。
プロポリスには防カビ効果があるけれども、その量によってこの小さなシャーレの中での効果の違いがあるかは、ここまでの実験では微妙です。この実験をさらに続け、1滴と3滴の違い、また別の食べ物についても同時に進めていますので、こちらも変化が見られましたらご報告したいと思います。