美肌県グランプリで富山県が1位に
毎年ポーラ化粧品が実施している美肌グランプリで、私が住んでいます富山県が2017年の1位に選ばれました。その理由としては、「キメ、シミやくすみ、毛穴などの項目が非常に良い結果でした。日照時間が短く、降水量が多くて相対湿度も高いため、なめらかな美肌を保ちやすい環境であることに加え、良質な睡眠を心がける生活習慣がグランプリの要因だと考えられます。」とのことで、キメが整っている、シワができにくい、シミができにくいなどの8つのチェック項目で1位はなかったものの、すべての項目で高評価を得て、総合1位になったものです。
富山県に住んで10年以上になりますが、先ず最初日照時間が短いことと、夏の蒸し暑さに驚きました。とにかく、暗いという印象が先に立ちました。太陽が出て、晴天の日でもどこか光が足りないというか、1年を通して光の強さが少ない感じです。なので、太陽によるダメージは他県と比べて少ないでしょう。さらに、最初参ったのは夏の蒸し暑さ。冬は静電気の除去グッズが殆ど売られていないほど静電気が起きない安心感はありますが、夏はまるで1日中水槽の中にいるようなモワッとした感じに悩まされました。そのせいか、手足がむくんだほどでした。当然、こうした高い湿度が維持されているのは、皮膚にとっては好環境なのでしょう。
だから、美肌県グランプリで富山県が1位になったと聞いて、驚いたというよりはさもありなんと思ったのでした。2位は石川、3位は秋田とやはり似たような環境の県ですし。
美肌で1位になったついでに書けば、富山県は災害も少ないように思います。つまり立山連邦がどっしり構えていることにより、台風、地震の影響が少ないようです。大きな台風が来ても立山連峰が風除けに、また大きな地震があっても立山連峰が防波堤になって被害を最小限に抑えてくれていました。実際、中越地震のときは、大揺れだった味スタから友人が、「そっちは大丈夫?」とメールをもらいましたが、地震があったことにも気がつかないほどでした。
まあ、隣の金沢には観光で勝ち目がありませんが、持ち家率が高く、災害が少ない「住みやすい県」にさらに美肌の箔がついたかなあというお話でした。