医食同源~食べたものが体を作る
コロナがあったことで、動かないからそんなに食べなくてもいいやと思い、ただひたすらに朝を抜いたり、昼食べる量を減らしたことで2年余りで8キロ減になった。ところが、相変わらず昼はほとんどカップラーメンの生活を続けていたら、頬はこけ、手足はガリガリ、髪が減り、おまけにストレスに押しつぶされそうになっていた。
これではいけないと思ったときに、「メンタルは食事が9割」(アスコム/著者:宮島賢也)という本に出合った。鬱になった自分を治した方法が野菜中心の食事だったというのを読んで驚いた。当然、ダイエットには向いていそうだが、それがメンタルを強くすることにも通じているとは青天の霹靂だった。
思い立ったが吉日ということで、オリジナルの食生活を開始。朝はお腹が空き過ぎない程度に、バナナやパンにコーヒー。昼は自分のメニューを100%決められるので、ここで野菜中心のメニューを毎日試し、夜は普通に奥様が作ってくれる手料理を食している。従って大きく変わったのが昼。
ランチのときは、メインが野菜サラダで、サブが麺類や玄米メニュー。基本的にコメは食べない。サラダと言っても、大豆の水煮とトマト、葉物野菜、キュウリなどを麺つゆとマヨネーズでいただいたり、アボカドとツナと卵をアレンジしたり、たまに野菜と納豆だけのワイルドなときもある。これらの野菜をたっぷり食べることで、結構お腹が膨れるので、あとは蕎麦やそうめんだけでも十分だったりする。玄米の場合は、カレーも食べるし、納豆、卵かけごはんもあるので、ちっとも物足りなくない。本当に足りなかった場合は、バナナなんかも食べたりする。
そして飲み物はいつもノニ茶かモリンガ茶だ。もうコーヒーは朝だけで日中は飲まなくなった。当然プロポリスも飲んでいる。以前はカップラーメンだけ食べて、夕方になると結構ひもじい感じもしたが、今はちっともひもじい感じがしない。で、家に帰れば肉がっつり食べたりもするし、晩酌で飲み過ぎたりもたまにあるけれども体重はほとんど変わらず、週2回程度の運動はしているが、増えない努力もほとんどしていない。
野菜中心の生活によってメンタルが強くなるかどうかについては、まだまだ始めたばかりなのでなんとも言えないが、体調はかなり良い方だと思う。医食同源、食べるものが自分の体を作ると思って食生活を始めると結構楽しくもあるし、色々考えるようになった。皆さんも、ただ健康のために健康食品を食べたり飲んだりするのではなく、食事から見直してみるのはいかがでしょうか?