プロポリスはどこへ行く。
プロポリスの市場動向
業会紙のプロポリスの特集のためにアンケートに答えたのですが、その前月までに定期購読を終了していたことに気が付いてしまいました。でも、担当の編集者の方が親切できちんとその号を届けてくれて一安心。
その特集によれば、現在プロポリスの市場規模は300億円で推移してきており、健康食品の定番として安定した売り上げを維持しているとのこと。薬事でひっかかる効能効果について説明するまでもなく、一般の人にも知れ渡っているから扱いやすい商品なのでしょう。ただ、私が現地の業者に聞いた話と同じように、最近は中国、韓国、インドなどでの健康意識の高まりから新興国業者による買い占めが起き、原料が高騰し始めているようです。
いつどの生物や植物が絶えてしまうか予想困難なこの時代にはどの食品についても言えることですが、今までのような生活を続けていただら人口爆発を起こしている人類の欲望を満たすだけの食糧や資源が枯渇するのは日を見るより明らかですね。今後は計画生産をするか、それがうまくいかない場合は奪い合いになるか、まだよく先が見えません。
プロポリスと言えば、飲みにくい健康食品の代名詞でしたが、最近はソフトカプセルや、タブレット、キャンディーなど、飲みやすい食べやすい製品が人気で、毎日どこでも飲めるようになってきたのは喜ばしいことです。プロポリスが一般の方の普通の生活にさらに浸透していく可能性が高まっているとも言えますね。
4,000年も昔から人類に愛用されているプロポリスですが、これから先10年でどれほど変わっていくか、見えにくいというのもある意味皮肉なものです。